そもそも糖尿病って何?どうして糖尿病になってしまうの?

糖尿病とは?

糖尿病というと血糖値が高い。血液中の糖が高いと言ったようなことが頭に浮かぶと思いますが、なぜ尿という漢字が入るのか不思議ではないですか?

それは尿の元は血液だからです。通常は食事をとって体の中に糖が入るとインスリンというホルモンが分泌されて筋肉や肝臓に必要でない分は吸収されます。

しかし、糖尿病になるとこのインスリンというホルモンの作用やそもそもインスリン自体の働きが弱くなったりすることで正常な筋肉や肝臓などへの糖の吸収がうまくできません。

そうすると血液中に必要以上の糖が常に存在するという形になります。

それら吸収されなかった糖が血液中に充満しそのまま尿と一緒に対外へ排泄され尿に糖が入ることで糖尿病と言われています。

ではなぜ糖尿病になるといけないのか?その一つとして大きいのが三大合併症になる可能性があるからです。三大合併症に関しては以下リンクで書かさせて頂いています。

ちなみにこの血液中に糖が必要以上存在してしまうのにはいくつかの原因があります。後ほどそれら原因について詳しくお話ししていきたいと思います。

糖尿病と切っても切れないインスリンについて

インスリンとはホルモンです。ホルモンにも色々ありますよね。よく知られているのはアドレナリン。『アドレナリンがみなぎるぞ~』なんて使い方されたりしますね。他に知られているのだと女性に関係するエストロゲンやプロゲステロン。生理の話をする時によく出てくるホルモンです。

ホルモンとは私たちの体の調節のために働くもので、このインスリンも私たちの体の調整に大きく関連しているホルモンなのです。

インスリンは糖尿病といえば出てくるほど糖代謝に大きく関連していますが、他にもタンパク質の代謝、脂質の代謝にも関連しています。

ではインスリンはどこで作られどこで分泌されているのか。それは膵臓のβ細胞です。

ではその膵臓で作られ分泌されるインスリンはどういう流れで働くかについて説明させていただきます。

インスリンが分泌されるとそのインスリンは肝臓や脂肪などの細胞膜に存在するインスリン受容体へと向かっていきます。そのインスリン受容体まで来ると様々な処理が行われます。その処理が無事に完了すると合図がでます。合図がきてやっと肝臓が糖を取り組んだり、タンパク質の合成が始まるのです。

※イメージ

糖尿病の発生メカニズム(インスリン分泌の低下)

何かしらの原因でインスリンの出る量が少なくなってしまい本来のインスリンによる働きが少なくなるというものです。

これはウイルスの感染で膵臓に炎症が起き、破壊されてしまった場合などに起こります。その他に遺伝などで分泌量が少なくなってしまったり、肥満により膵臓が圧迫され膵臓からのインスリンがうまく分泌されないなどが起こります。

糖尿病の発生メカニズム(インスリン感受性の低下(インスリン抵抗性ともいう))

インスリン抵抗性というようにインスリンが働こうとしてるのにそれに抵抗する何かがありなかなかインスリンが働きづらい状態になってしまっているというものです。

これはインスリンの逆の作用の働きをするホルモンが通常以上に出てしまっている場合や、上記で説明させていただいたインスリン受容体の数が少なかったり、受容体からの合図がうまく伝わらないなどでおこります。

そしてこれら上記のことが起こる要因として遺伝や肥満や加齢や妊娠やストレスがあげられています。

糖尿病よくある用語について

上記などの説明にもでてきたもののおさらいとして簡単な用語説明をさせていただこうと思います。

血糖値…血液中の糖の量を表す値。

インスリン…膵臓のβ細胞で作られ分泌されるホルモン。

インスリン分泌…インスリンが膵臓のβ細胞から分泌されること

インスリン感受性の低下(インスリン抵抗性)…何かしらの原因でインスリンの働きが効きにくくなっているというもの

最後に

今回はどうして糖尿病になってしまうの?についてお話しさせていただきました。ここでお話しさせていただいたものは糖尿病を知る上でなかなか私が理解しにくかったところに焦点を当てたお話でした。ここでの説明で少しでも理解が深まったという方がいてくれたら嬉しい限りです。

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