腎臓病で制限されるものなどについて

食塩の制限について

食塩の取りすぎは、腎臓に負担をかけ、さらにむくみなどの原因になります

腎臓病になると排泄がうまくいきません。それは食塩に含まれるナトリウムも同じこと。通常尿で排泄するはずのナトリウムが腎臓機能の低下によりうまく排泄されず、体内に溜まってしまいます。

ちなみに質問ですがよく塩分を多くとったなーと思う時顔などがむくんだりしたことはありませんか?そうなんです。塩分が体内に多いとまず私たちの脳は、薄めないとと、水を体内に貯めとこうとする働きがあります。(喉が乾くというのもこれが原因です。)

味が濃いと、薄めるために水を足す。そのようなことが体の中で起こります

水が体内に増えることにより、血管内を通る水の量が増えます。増えるということは圧力も同時に大きくかかってきます。

ホースに思いっきり水を流すとホースはパンパンになってしまいますよね。まったく同じことになってしまうので、ここまでくると気づいてきたかもしれませんが高血圧になってしまうということです。

高血圧とは、血管の圧力を強くするだけには止まらず、腎臓に流れる量ももちろん多くなります。通常より、処理する量が多くなり、腎臓にそれだけ負担をかけることにつながってしまうのです。

さらにうまく排泄できないのですからどんどん体に水が溜まっていってしまい体がむくんだりする原因にもなってしまいます。

タンパク質の制限について

これは腎臓機能の低下を遅らせるためにおこなう代表的なものです。

腎臓の機能が低下することで不要な物質を外にうまく尿として排泄できません。その不要な物質にはタンパク質が使われる時に出る窒素化合物(尿素やクレアチンなど)があります。

この不要な物質は本来、尿で体外に出していましたが、腎機能の低下でうまく排泄できなくなってしまいます。

この物質が体内に貯まると尿毒症などという症状を起こします。これを起こさないために人工透析などで血液をきれいにするのですが、タンパク質の制限をすることで、体内にこれらの物質を少なくできる、人工透析までしなくてもよくなるということでタンパク質の制限が必要になってくるのです。

さらにタンパク質から出るそれらの毒素は本来腎臓が処理して体外に排泄するもの。それらを多く摂取するということは、腎臓へ仕事を増やすということに繋がってしまいます

元気な腎臓でも沢山の仕事が舞い込んできたら疲れてしまうのに、弱っている腎臓に沢山の仕事がきたら…。このように少しでも腎臓に負担をかけないためにタンパク質の制限が必要になってくるとうことです。

※尿毒症…神経や目、様々なところに障害を及ぼす病気

いきなりタンパク質制限っと言われて『どうしよう?』と思われている方も多いと思います。

そんな時は通販を利用するのもオススメです。以下の調べたものをまとめたのでもしよかったらみてください。

エネルギーを通常の人より多く取らないといけないわけ

これは、

タンパク質をしっかりタンパク質の機能として使わせるため。

さらにエネルギー不足にならないためのものです。

私たちは毎日食べたものをエネルギーとして消費するのですが、このエネルギーが必要量より少ないとタンパク質からエネルギーを生成しようとします。

それは私たちにとって筋肉の作成よりも脳を動かしたり、体を動かすためのエネルギーが最も必要とされているからです。

これはせっかく筋肉を作るために摂取したタンパク質をエネルギーとして使ってしまうことになってしまうからです。

一つ前にタンパク質の制限について書かさせていただきましたが、タンパク質を多く含む食品中に含まれるエネルギーの摂取が少ない分他のところでエネルギーを摂取しないといけないことになります。

そのため他のところで摂取するため、しかしタンパク質を含まないもので、糖質や脂質が多いおやつなどでエネルギー量を確保するようにするのです。

多くとるというよりは補充するといった方が適切ですね。

ちなみに糖質と脂質でとると書きましたが、脂質は動脈硬化など取りすぎは血液の異常をもたらすことに繋がりやすいため、だいたい病院のおやつは糖質が多いものが提供されていると思います。

カリウムの制限について

排泄できないものをため込み、悪い症状を起こさないために制限が必要です。

カリウムはよく尿の排泄を促すからといいもののように見えますが、腎臓病に関しては違います。カリウムは本来腎臓で尿として排泄されるべき一つです。

排泄できないと、不整脈で心臓麻痺などを起こしかねないとも言われています

しかし、これは血液検査による数値により制限しないといけない方、そうでない方がいるのでお医者さんに聞いてみた方がいいと思います。

リンの制限について

排泄できないものをため込み、悪い症状を起こさないために制限が必要です。

リンもカリウムと同様本来腎臓で尿として排泄されるべきものです。

リンが身体に貯まることにより骨がもろくなるなどといった症状が出てきます。

そのメカニズムとしては、私たちの体は血液の中に、リンとカルシウムを同じ量で保とうとします。

では、本来排泄されるべきリンが排泄されないとどうなるでしょうか?

もちろん通常よりも血液中にリンが多くなります。多くなるということはその分カルシウムが必要になってきます。

しかし、私たちは通常でもカルシウムの摂取が足りていない人がほとんどです。では足りないカルシウムはどこからくるでしょうか?そうなんです。私たちの骨になっているところを溶かしてカルシウムを血液中に放出します

リンが多くなり、カルシウムが少なくなるほど、私たちの骨は溶かされてしまうというわけなのです。ですから腎臓病ではリンの排泄が少なくなってしまう分、なるべく体内に入れないようにしようねということなのです。ちなみに、リンはレトルトなどにも多く含まれるので、レトルトの食品を多くとっている方はレトルト食品の摂取を少なくすることでもリンの制限につながります。ちなみにリンはタンパク質の多い食品に多く含まれることからタンパク質の制限、リンの制限になるとも言われています。

その他

人工透析などをされていると水分の制限なども言われますが、水分は食塩を多く含む食品などとると必然的に欲しくなるものです。ですから水分の制限をというより、食塩に取りすぎに注意することが大事になってくると思います。

最後に

腎臓病だから食べてはいけないものは存在しないのです。あくまで制限です。腎臓病といっても上記で制限するものをできるだけ気をつければ、腎臓の疾患を抑えることができます。それは透析療法を遅らせることにもつながります。透析療法と言うとこわいですが、現在では、透析にも種類があり家で夜中だけ行うものなどもあります。そうすれば、日中は通常の仕事などができるのです。病気にはストレスも大敵です。制限をすることで、もしかしたら透析しないままだってないことも十分にありえるのですし。

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