腎臓病の症状について

むくむ(浮腫)

腎機能が低下するとからだがむくみます。

原因としては、腎機能の低下により、尿の排泄、つまり外に出さないといけないものが出ないことにより、通常より体の中に不要なものが溜まってしまうからです。

そのほかの原因もあり、腎機能の低下により体内の膠質浸透圧の調整がうまくいかなく結果体がむくんでしまうということです。

膠質浸透圧と言っても?と思われると思うので少し説明させていただきます。

まず言葉の由来ですが、膠質浸透圧とはアルブミン(体内で作られるタンパク質の一種で、血清の中では約60%存在することから何か検査などをする時の指標として使われるもの)によって起こる浸透圧ということです。

血管の血液の中にアルブミンがあると、アルブミンがある方向へ水が向かって行きます。その時の圧が浸透圧。

腎機能が低下すると、必要なタンパク質の再吸収ができなくなってしまいます。そうすることにより、通常時より、血液の中のアルブミンが少なくなり通常より水を引き寄せる力が少なくなってしまいます。

その分血管外に水がもれ出てそれがむくみという症状としてあらわれるというものです。

尿について

腎機能が低下すると尿にタンパク質が含まれます。

通常に働いている腎臓では、タンパク質を再吸収。再度体に取り込もうとします。しかし、腎臓機能低下に伴い、それができないとタンパク質を吸収できないまま尿に含んで出すことにより尿にタンパク質が含まれた状態になりタンパク尿がみられます。

厳密にいうと、健康な人でも、激しい運動後や、風邪など引いた時にタンパク尿を含むことや、そうでなくてもごく微量は含まれるのですが…。

尿にたんぱくが入っているかは尿の検査をしないとわかりにくいものです。しかし見た目で尿が泡立っていたまま、血が混ざっているなどがあるとタンパク尿の可能性があります。

尿が泡立ったままになる原因ですが、タンパク質には表面張力、水が引っ張り合う力があり状態が変わらない、泡立ったものがそのままの状態を保ったまま、尿が泡立っていたままになるというものです。

次に血液が混じるというものです。これはタンパク質が含まれるというより、尿を生成するためのどこかに傷がついて、腎臓に炎症、腎機能がうまく働いていないのではという考え方のもとです。

血尿と言っても、見えるほどのものと見えないものがあります。

少し違う言い方をすると私たちの身の回りの水蒸気見えませんよね。しかし蛇口から出てくる水は見えます。要は見えるほどの大きさになっているかなっていないかということです。これも、見えるほどではないと見えないので少し、分かりにくいかもしれません。

尿量について

腎機能が低下するとうまく排泄することができなくなり、一日に排泄する量の総量が少なくなるということがあります。最近、なんか前より、尿の量が激減したなど思い当たるふしはありませんか?

夜間にトイレに行く、尿の回数が増える

腎臓病になると尿量が少なくもなりますが、夜間にトイレに行くことが多くなることがあります。

これは、夜はトイレに行かないように尿を濃縮する働きがあるのですが、腎臓の機能低下に伴い、昼間にうまく出せないものを、夜一生懸命出そうとすることによって起こるためです。これと同じよなことで日中もうまく一気に排泄できないから、頻繁に尿を出そうとすることによって頻尿になってしまうというわけです。

発熱と背中の疼痛(ズキズキ、じんじんなどのように痛むこと)

慢性腎臓病には見られませんが、急性腎臓病だと、熱が出て、背中、腎臓があるあたりなどが、ズキズキ痛むことがあります。急性腎臓病の方だと、ものすごくだるい、しんどいおかしいというようなこともあるのではないでしょうか?

急性腎臓病は早くお医者さんに行くことで治療で治るものがあるので、このような症状の時はいち早く我慢しないで病院に行ってください!!

貧血

腎機能低下で貧血を起こします。

腎臓の低下で貧血とはイメージがしにくいと思いますが、腎臓は様々なホルモンの生成に関与しています。

その中の一つ赤血球の生成を促すホルモンも生成しています。

腎臓機能の低下でこのホルモンが少なくなることにより通常時より赤血球が作られなくなることによって貧血が起こるというものです。

かゆみ

皮膚に発疹などできていたら腎臓病関連ではないと思われます。このかゆみの原因は、腎臓の機能が悪くなることにより、体外に出したい老廃物が皮膚にたまり、溜まったところが、かゆみを起こさせる神経のようなものを刺激するために起こります。

その他に

腎臓の機能が低下が高度に進行すると尿毒症(倦怠感(ものすごくだるく何もしたくなくなるような症状)、食欲がなくなるなどいろいろな症状を起こすこと)など起こることもあります。

最後に

少しでも不安だと感じたら、迷わず病院に行っていただければと思います。少しでも不安があるということは自分でいつもとなんか違う、なんかおかしいともう気づいているということだと思うので。

少しでもはやく見つけることで、少しでも治療などはやくでき、健康的な日々を過ごしていただけることを願います。それは自分自信の為だけではなく、自分を必要としている人達の為にも。

 

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