ナイアシン(ビタミンB3)欠乏症によって起こるペラグラとは?アルコール中毒の人などには現在でもなる可能性がある?

ペラグラとは?なぜなるのか?どんな症状なのか?

ペラグラとは、ナイアシン不足で、さらに強い日差しを浴びると発症するというものです。症状としては、最初は、光線過敏症といい、普通の人ではなんともない光を浴びただけで、日焼けや、そばかすが異常に増えるなどの皮膚症状を起こします。やがて発疹などができ、さらに、皮膚だけの症状ではとどまらず、疲労や脳への炎症、最悪の場合死に至るというものです。では、なぜ昔の中南米の方はペラグラになってしまったのでしょうか?昔、中南米ではとうもろこしを主食としていました。とうもろこし以外に肉や牛乳などのナイアシンを多く含む食品を摂取して入ればナイアシン欠乏症、いわゆるペラグラにはならなかったのですが、とうもろこしに偏っていたこと。さらにナイアシンはわずかではありますが、アミノ酸の一種であるトリプトファンからも生成されます。が、とうもろこしにはそれすら少なく、結果とうもろこしばかり摂取してしまい、必要なナイアシンの摂取ができず、ナイアシン不足となりペラグラの症状を起こしてしまったということです。現在ではそのことが分かったことにより、食事の改善も行われ、あまりペラグラの症状は出ていないと言われています。

なぜアルコール中毒者はペラグラになる危険性があるのか?

普通の食事の摂取ではナイアシン不足は通常起こらないのですが、ナイアシンは、アルコールのアセトアルデヒドの分解に使われることもあり、アルコールを常日頃とっている方は、通常の生活をしている方よりナイアシンの摂取しなくてはいけない量が多くなるのです。そのため、摂取不足、ナイアシン不足によってペラグラになりかねないということです。ですからアルコールを沢山飲む方はそれだけ食事を沢山摂取しなければいけないということです。できれば健康のためにも飲み過ぎは色々な面で避けて頂きたいというのもあるのですが…。

ナイアシンを多く含むオススメ食品

ナイアシンは生体内に最も多いビタミンということもあり、色々な食品に含まれているのですが、カツオやささみなどのタンパク質豊富な食品に多く含まれています。

ナイアシンの過剰症について

通常の食品の摂取では過剰症にないうるほど摂取できないということもあり、過剰摂取による健康障害の報告は出ていませんが、治療などで大量に投与したことで肝臓などに障害が生じたなどがあります。ですから、サプリなどで補助的な摂取はいいかもしれませんが、大量摂取などは私はおすすめしないです。

最後に

通常の方では起こらないペラグラの症状についてお話させて頂きました。実際通常ではなり得ないナイアシン(ビタミンB3)欠乏症ですが、ナイアシンは生体内に最も多く存在するビタミン。とても大事なビタミンです。不足しないように、最近何も食べていないなど過度なダイエットをされている方、アルコールばっかり飲んでいる方は、ナイアシン(ビタミンB3)欠乏症にならないために沢山食事をとって、今以上に健康的になっていただければと思います。

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