タンパク質の消化と吸収について!えっ、じゃぁ、コラーゲンとかって……!?

タンパク質とは?

そもそもタンパク質とは、私たちの体のありとあらゆるところ(内臓、筋肉など)で使われる栄養素です。

タンパク質をもう少し詳しくいうとアミノ酸の集合体です。と言っても集合しただけではタンパク質の機能を果たせませんが…。

以下リンクではアミノ酸が集合してから、機能するまでに必要な構造の段階について説明させていただいてます。

今回話したいことはここではないのでタンパク質について詳しくは、リンク先での説明とさせていただきます。

ちなみにタンパク質の結合だけに焦点をあてた記事も書いてます。

 

タンパク質の消化と吸収について

では本題のタンパク質の消化と吸収について今から話させていただきたいと思います。

私たちは、食べるといった行為により、色々な種類のタンパク質を体内に取り入れます。

で、普通ならそのタンパク質をそのまま使うと考える方もいるかもしれませんが、違います。

一回全てのタンパク質は、タンパク質の最小単位である『アミノ酸』に分解されます。

そして使う時は、その分解された『アミノ酸』を欲しいタンパク質に組み立て直して使います。

め、め、めんどくさ!!って思いますよね汗

他のものに例えるなら、もらった完成品をそのまま使えないからまず一つ一つの部品まで分解して、再度自分が使えるように組み立てるという感じですかね。

よく、『コラーゲン食べてもお肉食べても変わらない』っと言われるのはこれが理由です。

『なに食べてもアミノ酸まで一回分解されるのだから同じよ』ってことですね。

では今からその工程についてもう少し詳しく解説させていただければと思います!

難しい話は別に…専門的な用語を知りたいわけではないんだ…っという方にとっては、以下文章はあまり楽しくないかもしれません。汗

では早速!!

食べ物として身体の中に入ったタンパク質は、最初胃の中で分解作業が行われます。

まず、胃の中に食物が入ってくると、胃はタンパク質を分解する酵素を作成します

この酵素作成方法ですが、胃の細胞から酵素の元となるペプシノーゲンその元を酵素に変換する塩酸(胃酸)が分泌されます。

っといってもただ、ペプシノーゲンは自分がいるところが酸性に傾くと、タンパク質を分解する酵素(ペプシン)に進化するといった感じです。

ポ◯モンみたいですね。

ナレーター『ペプシノーゲン…ペプシンに進化。タンパク質分解スキルがついた

で、その進化を終え、タンパク質を分解する酵素となったペプシンがタンパク質を分解していきます。

で分解っと言われても、タンパク質がどこまで分解されるのよ?ってなりますよね?

ここでは、オリゴペプチド(結合されたアミノ酸10こほど)まで分解されることもあれば、

食品の中に含まれるポリペプチド(結合されたアミノ酸50こ以上)よりは小さくしたぐらいまでしか分解できていないものもあります。

まちまちですね!

ちなみに、いきなりペプチドという難しい言葉が出てきましたが、アミノ酸とアミノ酸が結合することをペプチド結合といい、たくさんアミノ酸くっついている、ポリペプチド。二つくっついているジペプチド的な感じで言われいるだけです。

ちなみに結合されたアミノ酸が50個以上あって初めてタンパク質を作れるようになります。

いい感じの大きさぐらいまでには分解されるんだなと思っていただければいいのではないかと思っています。

 

次にある程度分解された、タンパク質は……。あ、オリゴペプチドぐらい分解されていたりするのでタンパク質ではないですね。

ここからは、タンパク質ではなくペプチド達というようにします。

胃の中である程度分解されたペプチド達は今度は十二指腸を通ります。

この時十二指腸に繋がる膵臓からタンパク質を分解する酵素達が分泌されます。

そしてペプチド達とタンパク質を分解する酵素達が小腸に行きます。

小腸にきた時、先ほど一緒に流れてきた膵液に含まれるタンパク質を分解する酵素達(トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ、カルボキシペプチターゼ)がペプチド達のペプチド結合を切っていくといった分解を始めます。

十二指腸で会った時は何もしてこなかったのに…。小腸にきたら本性をあらわしたわ!!』とペプチドたちは思ったことでしょう。

冗談はさておき、ここで分解はどれだけされるかと言いますと、最小単位のアミノ酸まで分解されることもあれば、オリゴペプチドぐらいまでしか分解されないものもあります。まちまちですね!

とりあえずかなり分解されました。ただこれで終わりではありません。

最後は小腸の細胞の膜に存在する分解酵素オリゴペプチターゼの働きによりペプチド結合で繋がったアミノ酸が3つのトリペプチド、アミノ酸が2つのジペプチド、ペプチド結合がされていないアミノ酸ぐらいまでに分解されます。

さらに存在するアミノペプチターゼやジペプチターゼという酵素によりアミノ酸まで分解されます。

アミノペプチターゼやジペプチターゼは、最小まで分解出来なかったものを逃さず分解する酵素みたいです!

そうしてアミノ酸まで分解されたものは、小腸の膜細胞から吸収されます。

とても長いみちのりですね。お疲れ様です汗

やっと吸収されました!!

正直ここまでくるのにタンパク質分解酵素の名前がたくさんあったのでこんがらがる方も多かったと思います。

ただ、これだけは知って置いて欲しいです。あくまで酵素の名前をつけるのは私達とおなじ人間(。・ω・。)

そして酵素の名前をつける理由も、

『形が違うから』

『おなじような形でもいる場所が違うから』

と様々です。

元をたどれば、酵素は酵素でしかありません。もし名前があるとわかりにくいと思われる方がいらっしゃいましたら、

『ここにいてこういう働きをする酵素があって〜』のように読み進めていただければと思います。

では話に戻ります。※やっと身体にタンパク質がアミノ酸まで分解され吸収されています。

吸収されたアミノ酸はというと、腸管膜静脈、上腸管膜静脈、門脈を通って肝臓に入ってきます。

上記難しくいっていますが、通れる通り道通って肝臓まで移動しますってだけです。

そしてこの肝臓で、ようやくアミノ酸まで分解したものを自分の体で使えるように組み立てが行われるというわけです。

肝臓はタンパク質製造工場というわけですね!!※身体で使う用のタンパク質をアミノ酸から作っているので。

ちなみに全てがタンパク質として組み立てられるかというわけではなく、そのままアミノ酸の状態で血液中に流してしまうこともあります。流れたアミノ酸はホルモンの構成などに役立てられたりします。

何度も言ってしまいますが、このように、

コラーゲンと呼ばれるタンパク質も全ては一回アミノ酸まで分解されます。

ですから、コラーゲンを取ればいいのではなくタンパク質源を取ることが大事になってくるのです。

最後に

今回はタンパク質の消化と吸収についてお話しさせていただけました。

今日もお肉を食べたいと思います!!あ、お魚でもいいんですが…。

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