タンパク質と食物アレルギーの関係について

どうしてタンパク質で食物アレルギーが起こってしまうのか?

私たちの身体の中には食品中のタンパク質、ほこり、ウイルス、細菌など様々なものが侵入してきます。

そして、その中には侵入したまま放っておくと身体に害を及ぼすものもあります。

そのため身体は、『あいつ!いけないやつだ!!』と思うと一生懸命身体から排除しようとします。そのためにせき(咳で体外にだす)をしたり、熱(熱で殺す)を出したりします。他にも色々な手段を使って敵を身体から排除しようとします。

敵がきたら退治する。退治するには色々な手段を使う。そのようなことが身体の中では行われているのです。

私たちが身体に命令を出さなくても身体は自分たちでしっかりとお仕事をしてくれるみたいです。

ありがたいことですね!

しかし時に、敵では無い、身体に害を及ぼさないのに敵と判断してしまうことが起こります。

そして敵を倒すためには熱を出したりするように何かしら身体に負担がかかります。

倒さなくてもいいのに、一生懸命倒そうとして身体に負担をかける。これがアレルギーであり、この敵と間違って認識されたものの一つが食品中のタンパク質なのです。

そしてこのように敵と判断されるもの『抗原』と言い、

正しく敵を判断し退治すること『免疫反応』と言い、

間違って敵を判断し退治しようとし身体に負担をかけること『アレルギー反応』と言います。

間違って敵を判断するの敵が食品中のもの『食物アレルギー』と言います。

そしてその間違われる食品中の多くが食品中に含まれるタンパク質なのです。

そしてそれらタンパク質は肉などしか入っていないように思われますが人参にも入っているように様々な食品に入っています。

少しここで質問ですが、もし自分が正しいと思ってしたことに対して、

『どうして間違ったの?』

っと言われたらなんて答えますか?

私は、『正しいと思ったからです』と答えます。

人の場合、ここで指摘してもらえたら改善できるかもしれません。

しかし、私たちが、身体に『どうして間違ったの?正しくはこうだよ!』となどは伝えられません。

なので間違った判断は自身が間違いに気づくまでは間違ったままの判断なのです。

身体は、私たちを守ろうと一生懸命正しいと思うことをしているだけなのです。

タンパク質を含む食品ならいくらでもあるのに、なぜ特定の食品だけアレルギーが起こってしまうの?

上記でタンパク質とひとくくりにしてしまいましたが、タンパク質の種類はとても多くあります。そして色々な食品があるように、その食品に含まれるタンパク質もそれぞれなのです。

ちなみに、私たちからだの身体の中で使われているタンパク質は何種類あると思いますか?

正解は、約10万種類です。ちなみにタンパク質の元となるのがアミノ酸ですが、その10万種類のタンパク質を作るアミノ酸のもとはたったの20種類です。ほんと驚きですよね。

少し話がそれてしまいましたが、食品の中にも色々なタンパク質があり、その特定のタンパク質を敵、抗原として判断してしまうのです。

なので特定の食品ではアレルギーがおこるのに、他の食品ではアレルギーが起こらないなどが起こります。

『でも卵は卵黄ならアレルギー反応起こらないけど、卵白だと起こるよ』と思われるかもしれません。

これは卵黄に入っているタンパク質、卵白に入っているタンパク質の種類や数が違うということなのです。

ちなみに卵白は卵黄よりたくさんの種類のタンパク質が入っていることもあるせいか卵白の方がアレルギー報告が多いとされています。

なので身体が未発達でアレルギーを起こしやすい赤ちゃんには卵でもなるべくアレルギーが起こりにくい卵黄から開始してということなのです。

敵を間違う張本には誰か?

アレルギーの話になると色々な用語が出てくるのでここでは、そのアレルギーを引き起こすやつはどのこについて紹介していこうと思います。

メカニズムまで話すと長くなってしまうので、今回は張本人のみです。ちなみに、また詳しいメカニズム以下のURLでお話させていただきました。もしよかったらみてください。

きっとこれは図を見てもらった方がわかりやすいかもと思うので図を見ていただければなと思います。

以下文章は図の説明と補足的なものをするだけなので…。

まず私たちの身体の血液中には、個体、ほぼ液体のようなものに分けられます。

その個体を『細胞成分』と言います。

『細胞成分』の多くは赤血球や血小板や白血球が存在します。

今回は『細胞成分』の中に0.1%ほどしかない白血球についてさらに詳しく説明します。

白血球と大きなくくりにされていますが、その白血球にもさらに種類があります、多い順に好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球です。

さらにその中のリンパ球も実は大きなくくりでして、リンパ球にはT細胞、B細胞、NH細胞と種類があります。

リンパTと、リンパBと、リンパNHがいるといった感じです。

で、間違えちゃう判断をしてしまうのがリンパTです。

関係してくる細胞にはリンパBなどもいますが、間違えちゃうのはリンパTです。

最後に

今回は、『タンパク質と食物アレルギーの関係について』お話させていただきました。アレルギー症状があると思った時はまず原因物質だと思うものは食べないようにしてください。『アレルギーにはこれがいい』など自己判断で行うことはとても危険なことです。何か試したい時はお医者さんに必ず相談するようにしてください。自分の身体でも、アレルギー反応を抑えることができるのはお医者さんです。よろしくお願いします。

メニューを閉じる