糖尿病と言われたらまず知っておきたい三大合併症のあれこれ

 

どうして糖尿病になると三大合併症?

糖尿病になると一生治らない、一生糖尿病と付き合っていく必要があると言われるので糖尿病自体がすごく怖いと感じてしまう方もいるのではないでしょうか?

それについては、私は全く違うと思っています。

もちろん糖尿病になったことで、乾燥肌になったり、よく水を飲むようになったり、体重が減少したり、便秘や下痢になったりというようなデメリットはあると思います。

しかし、これらのデメリット糖尿病でなくてもありますよね?

私はこう思うのです。

糖尿病で怖いのは『糖尿病』ではなく、『糖尿病であっても気にしないこと』。

糖尿病で気にしないとどうなるか?

それが糖尿病による三大合併症を引き起こしてしまう。これが糖尿病のもっとも恐ろしいところです。

なので、糖尿病になった方であまり危機感を持っていない方には三大合併症について知っていただきたいのです。

なってからでは遅いのです。

なる前に予防してください。

ならなければ後で後悔する必要はないのです。

もちろん糖尿病の治療はめんどくさいと思われることはたくさんあります。ただ今一度そのめんどくさいと思うことと、三大合併症になってしまうことを天秤にかけて欲しいのです。

糖尿病になったとしても、バランスの良い食事、適度な運動、健康的に過ごすことで三大合併症を引き起こさない方は多くいます。三大合併症を引き起こしてからでは遅い。これを一番に知っていただきたいのです。

三大合併症とはどのようなものがあるのか?

三大合併症には『糖尿病網膜症』、『糖尿病腎症』、『糖尿病神経障害』があります。

それぞれどのようなものについて細かいことは後述していきますが、これらがどのような症状かについては簡単にここで説明させていただきます。

まず糖尿病網膜症ですが、これは視力障害です。最終的には失明してしまうこともあります。

次に糖尿病腎症ですが、これは腎臓が壊れていく病気です。最終的には死に繋がることもあるものです。

次に糖尿病神経障害ですが、最初のうちは手足にビリビリといったものの痛みを伴うものですが、神経がどんどん鈍くなることにより細胞が壊死したりしてしまい、最悪足などの切断を余儀なくされるものです。

ただ、ここで糖尿病になったこと自体に恐怖しないで欲しいのです。糖尿病になって一番怖いのは、糖尿病になっても『ま、良いか。今大丈夫だし』っと放置することなのです。

ちゃんと糖尿病と向き合って治療して、ちゃんと血糖値をコントロールすれば、怖がらなくても良いのです。大事なのは、放置しないこと!危機感を持たないことなのです!

糖尿病網膜症について

糖尿病網膜とは高血糖により、目にある血管に障害を起こしていき、最終的には失明してしまうという症状です。

ちなみに、糖尿病網膜症は私たちの国で、成人失明の原因の第1位とも言われています。

症状がなくても実際には目の周りの血管に障害が起きていることはあります。今大丈夫だからと考えず、血糖のコントロールをしっかり行うようにしてください。

失明までのメカニズムについてはこうです。

高血糖が続くことにより血管に傷がついたり、変形したり、詰まったりしてしまいます。目にも多くの血管が張り巡らされているので同様のことが起きます。

さらに目に張り巡らされている血管は非常に細くそのようなことが他の血管より簡単に起きてしまうのです。

血管が、変形したり、詰まったりしてしまうと本来血管を通って運ばなければいけない酸素、栄養素が運べなくなってしまいます。

そうするとなんとか酸素、栄養素を運びたい目は、さらに新しい血管を生成します。しかしその新しく生成されるような血管は非常に脆く、容易に破裂してしまうのです。

出血したことにより、傷ができた時にできるようなかさぶたみたいなものが出来てしまいます。そのかさぶたが、見るために必要な目の膜を引っ張り、引っ張ったことによりその膜が剥がれてしまい、それが多くなると見るためのものが剥がれてしまい、失明になるというものです。

糖尿病腎症について

糖尿病腎症とは高血糖により、腎臓病に障害を起こしてしまうものです

腎臓は私たちの体の中に不要なものを排泄、必要なものはなるべく出さないようにしてくれています。

しかし高血糖によりその機能はどんどん機能しなくなっていきます。機能しないものを補うためには人工透析や、腹膜透析など行う必要が出てきます。

それは日常生活の時間だけではなく、金銭的にも多くを必要としていきます。

最終的に腎臓が機能しなくなると、腎不全となります。

腎不全になると腎臓移植なども視野に入れなければいけなくなっていきます。

なんども言うようですが、これは糖尿病になったから、これら合併症になるのではなく、糖尿病になっても気にしないでしっかり血糖をコントロールしなかったためになってしまうのです。

糖尿病になっても現在、糖尿病食、いわばバランスの良い食事や、適度な運動、お医者さん達の言うことをしっかり聞き、自分でも気をつけられることを気をつけることが大事になるのです。

合併症になる心構えをしてもらいたくて書いているわけではなく、今ちょっとめんどくさいかもしれませんが血糖をコントロールするのを頑張っていただき、これらの合併症になってもらいたくなく合併症について書かさせて頂いているのです。

糖尿病神経障害について

糖尿病神経障害とは高血糖により、神経に障害を起こすと言うものです。

最初は足などビリビリと言ったような症状ですが、次第にその多少でも伝わっていた神経がなくなり、感覚がなくなっていきます。

暖かいとか、寒いとか、振動や、触った感覚がなくなっていきます。

さらに血液の循環が悪くなり、壊疽(腐る)してしまい、足の切断など余儀なくされます。

痛くないから大丈夫ではないのです。血糖のコントロールがちゃんとできていない場合は糖尿病神経障害が進行しているかもしれません。

三大合併症にならないために

まずは病院でお医者さんと相談をしてください。食事では管理栄養士さんと相談してください。

今後糖尿病の食事方法なども書いていきたいと思っていますが、時に他の病気など持っていると行わない方が良いものもあります。それを一番分かってくれているのは、病院の先生達です。

まずは今行っている病院の先生達に聞いて、今後どう向きあっていくかが大事になると思います。糖尿病とちゃんと向き合っていくことが三大合併症にならない方法なのです。

最後に

糖尿病は治りません。しかし、血糖のコントロールをすることはできます。糖尿病が怖いのではなく、めんどくさがって糖尿病を放置することが怖いと言うことを分かって頂けたら嬉しいです。糖尿病になられた方、糖尿病になられた家族がいる方、もし、血糖のコントロールをあやふやにしていたら、今一度糖尿病と真に向き合って頂きたいです。自分、または家族が涙を流さないように。よろしくお願いします。

 

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