糖質の消化と吸収について、なるほどっと思ってくれたら嬉しいです。

糖質とは?

糖質とは、私たちが普段食べているご飯、炭水化物と言われる中に存在するもので、私たちのエネルギー源になるものです。

炭水化物の中には消化されないと言われる食物繊維もあり、イメージとしては上図のようなものです。

糖質の消化と吸収について

早速、ご飯を食べてその中に存在する炭水化物の中に存在する糖質がどのように消化されているか説明したいと思います。

ちなみに消化とは私たち身体に吸収できるようにしてあげることです

では。私たちはご飯を食べます。いきなりご飯食べますと言われてもねーと思われますよね。

しかし、この食べるところから消化は始まっているのです。

私たちはご飯を食べると、さすがに一回、気をつけている方は、一回ご飯を口に入れたら50回は噛むなどしている方もいらっしゃると思います。

では噛むことで何がされているのでしょうか?私たち白ご飯の中に存在する糖質の主はデンプンであります。このデンプンですが、私たちの体に吸収するには大きすぎるため分解という作業が必要になってきます。その分解、少しでも小さくするのに、噛むと言うことをします。

噛むことによって、出てくる唾液の中に含まれるプチアリンという酵素大きな糖(デンプン(グルコースが結合(α1-4結合しているもの))を少し小さい糖(デキストリやマルトースと呼ばれるもの)に変えてくれます

と言っても噛む時間は短く、ここで全てが分解されるわけでなく分解されないものもあります。

ちなみにここでよく噛んでもそんなに消化されないのでは?と感じた方がいるかもしれませんが、よく噛むことは消化にとって大事なことです。

しかし一番のよく噛むメリットは、噛むことにより満腹感を得られることだと思います。

なぜなら、噛むという動作は、私たちの脳にもうお腹いっぱいというように感じさせる働きがあります。噛まない方はその働きが少なく、噛む方はその働きが多いため沢山噛むことによって、沢山食べたと脳が感じられ、余分にご飯を食べすぎないという効果があるのです。

話に戻りますが、口の中で分解されたものも、分解されていないものも、少しずつ食道を伝って胃へ行きます。

この間も食品にくっついているプチアリンも働いていますが、このプチアリンは胃酸に弱く、胃に入った最初のうちは食物もあり働きますが、徐々に酸性になってくるとプチアリンは働けなくなってしまいます。

酵素が働くなったから次は胃の酵素が何かしら分解してくれるのかと思いがちですが、残念ながら胃には糖質を分解する酵素は含まれていません

な!!何〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!><

よって分解されたものも、分解されていないものも十二指腸へ送られて行きます。

十二指腸では膵臓から分泌されるアミロプシンという酵素によってさらに小さな糖(マルトリオース、マルトース、イソマルトース、一部は吸収できるまでの小さな糖(グルコース)にまで分解)へと分解されて行きます。

結構この時点で最終段階まで分解されているものもありますが、まだまだ分解しきれていないものもあります。

マルトリオース、マルトース、イソマルトース達です。これらは次に向かう小腸によって分解されます。小腸に入ってきたマルトリオース、マルトース、イソマルトース達は、グルコースもいますが、小腸にある小腸粘膜の微絨毛(びじゅうもう)表面に結合しているグリコシターゼ群(マルトリオース、マルトース、イソマルトース達を分解するための子達です)により分解され、吸収されて行きます。

グリコシターゼ群のマルターゼはマルトースをグルコースとグルコースに。グリコシターゼ群のラクターぜはラクトースをグルコースとガラクトースに、スクラーゼはスクロースをグルコースとフルクトースに分解します。ん?マルトースは今まで出てきたからあれだが、いきなりスクロースとラクトースが出てきたぞ???と思われましたよね。

最初から出すと色々な名前が出てきてわかりにくくなってしまうかと思い最後にだけ登場させていただきました。スクロースも最初口の中に食物を入れた時にはいってくる糖で、主に砂糖の主成分です。ラクトースは牛乳やヨーグルトなどに含まれる糖です。乳糖とも呼ばれます。やっと体に吸収できた糖達は小腸粘膜の微絨毛(びじゅうもう)内の血管に吸収され、門脈経由で肝臓に送られます。長い道のりですね。吸収されてなお、肝臓まで行くという作業が必要になるわけなので糖達は大変です。

糖はどのように利用されるのか?

吸収され肝臓まで来た糖は、脳、神経組織、赤血球エネルギーとしもちろんのこと、私たちが体を動かすための必要なエネルギーとしても利用されます。

しかし、過剰にとりすぎてしまった場合はエネルギーとしてではなく、肝臓で中性脂肪として蓄えられます。

糖質は保存量は長くても一日程度ですが、中性脂肪は長期的に保存されるため、沢山取れば、取るほど蓄えられて肥満の原因になるということです。

また肝臓に蓄えられ血糖は私たちの血糖値が少なくなった時にも、分解して糖を血液の中に放出することから血糖を正常に保ってくれています。血糖を正常に保ってくれているということは、糖を使う脳、神経組織、赤血球などが糖不足にならないようにしてくれることなので、とても大事であるということです。

ちなみに低血糖になるとまず脳へのエネルギーがなくなるわけですからぼーっとしたり、時には意識がなくなることもあります。そのほかにも常にエネルギーと必要とされる糖が不足状態になることで様々な障害が出て来ます。

蓄えてある糖がなくなるとどうなるの?

糖が不足すると致命的であることはわかって頂けたと思いますが、糖の保存される量は長くても一日程度、ということは食べなかったりすれば、糖がなくなってしまします

しかし、そんな時に行われるのが糖新生という働きです。

糖新生とは糖質以外の物質をグルコースに変換するというものです。

え?そんなことできるのと思いますよね?私たちの体ってすごいのでそんなこともできるみたいです。糖新生の材料は私たちの筋肉の元となるタンパク質の分解に生じるアミノ酸や、脂肪細胞の中性脂肪で分解されるグリセロールなどです。しかし私たちの体がすごくても、筋肉や脂肪の分解をすることから、どんどん体にあった筋肉や、脂肪は無くなって行きます。ですから、糖新生があるものの、やはり糖の摂取はとても大事だということです。

最後に

一番はちょうどいい摂取量を摂取できればいいと思う糖質について今回書かさせていただきました。食べ過ぎは脂肪という形で溜まってしまいますし、食べなさすぎは、筋肉が分解されたりしてしまいます。そのためには自分の今適切な摂取量や摂取する比率を知っている必要があると重ので今後はその内容も書いていこうと思います。

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